プレッシャー半分、
誇らしさ半分。
青葉:ヤクルトレディのユニフォームは、もう長い間オンワード商事が担当していますね。30年くらいですか?
青田:1994年からずっとだね。20年以上、毎回コンペで勝ち続けてる案件ってすごい。新人の頃からずっとヤクルトレディのユニフォームデザインを担当しているけど、ここで20年の歴史を途絶えさせるわけにはいかない…!って毎回思う。
蜂谷:社長から社員まで「勝って当然」っていうプレッシャーがあるよね。落とすはずがないし、落としちゃいけない案件。
林:自社で提案したものを、自分たちで越えてくのもなかなか大変ですよね。当時のコンペで全力投球したものですし、レベルが高い自負もあります。じゃあ、次回は何を提案したらいいんだろうって悩みますね。
三宅:コンペが終わってもプレッシャーは続いてる。ヤクルトレディのユニフォームは1回の納品でトータル約20万点も製作してる。規模が大きい案件だから、工場とのやりとりも慎重になるし、一番エネルギーのいる仕事かもしれない。
青葉:でもその分、会社の基盤となる案件に携わることができて、誇らしい気持ちもありますね。
青田:確かに。上司から「次からヤクルトレディのユニフォームやってね」って言われたときは、「両親も知っているような会社の案件をやらせてもらえるんだ」って嬉しかったな。
林:それぞれのスキルをちゃんと持っていないとこの案件をやりきるのは難しいでしょうし、プレッシャーと誇らしさの半々ですね。