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2022/07/28 サステナビリティ

弘前市とオンワード商事が廃棄物から新たな商品を生み出す活動を開始土淵川などの市内5河川含む約80ヶ所を市長や社員、学生らでゴミ拾いを実施 〜集まった河川のペットボトルゴミを繊維に再生し、制服などを製造するアップサイクル〜

青森県弘前市とアップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定を締結しました。その第一弾の取り組みとして、7月24日(日)に河川の清掃を実施しました。今後、集まった廃棄物の中からペットボトルを繊維に再生し、制服などを製造するアップサイクル活動に活用します。
〈 参考資料:2022年7月13日付プレスリリース 〉
オンワード商事が青森県弘前市とアップサイクル推進に向けた連携・協力協定を締結


▲当社の社員が河川の清掃を行う様子

■アップサイクル推進に向けた連携・協力に関する協定に基づく取り組み内容
弘前市は、市町会連合会とともに、毎年春と夏に市内の清掃活動を行っています。通常のゴミ収集で集めたペットボトルは全量リサイクルしていますが、河川清掃で拾ったペットボトルは土汚れがひどく、リサイクルが難しいためそのまま燃やしていました。
2022年7月11日(月)、当社は弘前市とアップサイクル推進に向けた連携・協力協定を締結しました。今回の清掃活動で回収したペットボトルを繊維に再生し、当社が制服などの製品にアップサイクルを行う際に活用します。廃棄物から弘前市ならではの新しい価値を創造すること、環境負荷の少ない資源循環型社会形成に寄与することを目指しています。

■イベント当日について
当日は、弘前市長をはじめオンワード商事社員、弘前市立第一中学校・弘前市立東中学校の生徒や地域住民等1395名が参加し、市内の5河川(土淵川、寺沢川、大和沢川、前川、腰巻川)を含む約80ヶ所の清掃を行いました。当社の社員は漂着ペットボトル等から再生したTシャツを着用して参加し、河川のゴミ問題の自分ごと化や解決に向けた啓蒙活動にも注力しました。


▲漂着ペットボトル等から再生したTシャツを着用して参加する弘前市長


▲弘前市立第一中学校の生徒


▲清掃活動によって回収したペットボトルの一部

■イベント当日の弘前市長 櫻田 宏氏コメント
本日は朝早くからたくさんの方々にお集まりいただき、夏の河川清掃美化運動を開催できますことを大変嬉しく思っております。この河川清掃は昭和40年に市の町会連合会と消防団が主催をして実施してから、今年で58年目になりました。多くの皆様に参加していただいて弘前を綺麗にするということが実現できたのはまさに市民力の賜物と、改めて感謝を申しあげたいと思います。そして今日は、皆さんが河川清掃で回収したペットボトル等から服飾品をつくるということを行っていただいているオンワード商事様と、豊島株式会社様にもお越しいただいております。先日、弘前市とアップサイクルに関する協定を結ばせていただきました。これから皆さんが様々活動されたものを、リサイクルよりもアップサイクルにつなげていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

■アップサイクルの流れ
1. 弘前市にて河川の清掃活動、ペットボトルの収集・提供(オンワード商事、豊島(株)も参加)
2. 回収したペットボトルから繊維・生地の生産(豊島(株))
3.ユニフォームなどの服飾・雑貨の生産、販売(オンワード商事)

■当社の自治体連携での取り組み実績
・2022年3月27日(日) 沖縄県石垣市にてビーチクリーン活動、回収したペットボトル(約6900 本)を繊維素材に生まれ変わらせる取り組みを実施
参考リリース:プレスリリース「地球規模の漂着ごみ問題を知り、生活スタイルを見直すビーチクリーン活動に参加」

その他、当社のSDGsに関する取り組みの詳細は当社コーポレートサイト内「サステナビリティ」のページもご覧ください。
<SDGsページURL>
https://onward-cd.co.jp/wp/sustainability/

ニュースリリースPDFはこちら
弘前市とオンワード商事が廃棄物から新たな商品を生み出す活動を開始

この件に関するお問い合わせ
オンワード商事株式会社 広報担当 三島菜々子
TEL:03-5226-1333/e-mail: pr-sj@onward.co.jp