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ヤクルト
ユニフォームリニューアル
プロジェクト
チームなら、プレッシャーも
難題も乗り越えられる。

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Recruitment Contents of ONWARD CORPORATE DESIGN

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朗らかな笑顔で、会社や自宅にヤクルト商品を届けてくれるヤクルトレディ。
その人数は全国で4万人近く。彼女たちのユニフォームを製作しているのがこの4人。
ヤクルトレディのユニフォームへのこだわりやオンワードコーポレートデザインの強みを語る。

Profile

ワークスタイルグループ
ユニフォームプロデュースDiv.
プロダクト課 パタンナー
Hachiya Aiko

デザイン画を元に、ユニフォームの形を起こしていく。仕事内容、労働環境、年齢層などを考慮しながら型紙を形成。サンプル製作の段階で案件に参加する。

ワークスタイルグループ
ユニフォームプロデュースDiv.
プランニング3課 デザイナー
Aota Kyoko

ヤクルトレディを広く認知させ、共感してもらえる「おしゃれで働きやすく心地良い」デザインを提案する。コンペなどの場合は、営業、企画、デザイナーの3人でプレゼンを行なうことが多い。

ワークスタイルグループ
ユニフォームプロデュースDiv.
プランニング1課
Hayashi Kensuke

企画。ユニフォームの企画立案及び、素材選定、品質管理、スケジュール管理を総括。営業から共有された情報から担当のデザイナーを決める。

ワークスタイルグループ
ユニフォームセールス第1Div.
コンサルティング1課
Aoba Masaaki

営業。お客さまの元へオリエン前から足を運び、ユニフォーム製作への情報をリサーチ。お客さまから承った情報はまず企画に共有するところからオンワードコーポレートデザインのユニフォームづくりが始まる。

プレッシャー半分、誇らしさ半分。

青葉
ヤクルトレディのユニフォームは、もう長い間オンワードコーポレートデザインが担当していますね。30年くらいですか?
青田
1994年からずっとだね。20年以上、毎回コンペで勝ち続けてる案件ってすごい。新人の頃からずっとヤクルトレディのユニフォームデザインを担当しているけど、ここで20年の歴史を途絶えさせるわけにはいかない…!って毎回思う。
蜂谷
社長から社員まで「勝って当然」っていうプレッシャーがあるよね。落とすはずがないし、落としちゃいけない案件。
自社で提案したものを、自分たちで越えてくのもなかなか大変ですよね。当時のコンペで全力投球したものですし、レベルが高い自負もあります。じゃあ、次回は何を提案したらいいんだろうって悩みますね。
それに、コンペが終わったら安心できるわけでもなくて。1回の納品でトータル約20万点も製作する規模が大きな案件ですから、工場とのやりとりも慎重になります。そういった意味では、一番エネルギーのいる仕事かもしれませんね。
青葉
でもその分、会社の基盤となる案件に携わることができて、誇らしい気持ちもありますね。
青田
確かに。上司から「次からヤクルトレディのユニフォームやってね」って言われたときは、「両親も知っているような会社の案件をやらせてもらえるんだ」って嬉しかったな。
それぞれのスキルをちゃんと持っていないとこの案件をやりきるのは難しいでしょうし、プレッシャーと誇らしさの半々ですね。

誰がどんな場所で着ても、快適なユニフォームを。

ヤクルトレディのユニフォームって、すごくレベルの高いことを求められていますよね。毎回たくさんの要望があって、それを全部生地やパターンで叶えていかなきゃいけない。
青田
まず着る方の年代が10代から70代と幅広い。着る場所も北海道から沖縄まで、それぞれの気候に合わせられるものを。洗えるものを。生地が厚すぎず、薄すぎない適度なものを。シワになりにくいものを。挙げたらキリがないね。
蜂谷
ヤクルトレディのユニフォームには、デザインも機能性もたくさんのアイデアが詰まってるよね。これは2013年の夏服だけど、夏の暑さ対策のために襟を広げないで立たせることで通気性をよくしてる。スカーフにも保冷剤を入れられるようなポケットがついてる。
青田
実際に着る人の環境を知るために、ヤクルトレディさんたちが働くところに行って、仕事風景を見たこともあったね。あとデザイン面だと、かがんだときに背中が見えないようにブラウスの丈を長くしているけど、着たときのバランスを考えてブラウスの裾をボトムスと同じ色にしたよね。
生地も、元々あるものではなくて、糸を組み合わせてオリジナルの生地を開発している。さっき青田さんがおっしゃってた、洗える、シワにならない、みたいな要件を実現するために、どんな機能性の糸を組み合わせるのかを考えるところから始まる。正真正銘、本当に0からつくってる。

チェック=ヤクルトレディ

青田
オンワードコーポレートデザインが担当する前、ヤクルトレディのユニフォームはグリーンやブラウンといった優しい印象のアースカラーが多くて。そこからネイビーをメインにした爽やかなイメージに変えたんだよね。明るいヤクルトさんって感じで。
青葉
ヤクルトレディのユニフォームってチェック柄が多いですよね。いつからでしたっけ?
蜂谷
オンワードコーポレートデザインが携わってからはずっと、チェックがどこかしらに入ってるね。
青田
チェックって軽快で、カジュアルなイメージがあるでしょ。無地は落ち着いている。ストライプはかっちりしていてカッコいい。それぞれ柄のイメージを結びつけると、チェックの親しみやすさがヤクルトレディのイメージに合ってるから、毎回採用されるのかも。
チェック=ヤクルトレディという一般のイメージも強いみたいですね。そのイメージを守ることで、遠くにいてもヤクルトレディだって認知してもらえるユニフォームになる。
青田
これはオンワードコーポレートデザインがヤクルトレディのイメージをチェックにしたってわけじゃなくて。私たちが提案したチェック柄と、それを着る全国のヤクルトレディさんたちの印象がうまくはまったから。彼女たちがチェック=ヤクルトレディのイメージを広めてくれたんだなって思う。

信頼できる仲間と仕事ができる安心感

青葉
オンワードコーポレートデザインの強みといったらやっぱり、チームマーチャンダイジングだと思うのですが、それについてみなさんどう思いますか?
生産の上で何か変更があったときは、デザイナー、パタンナーなど、チーム全員に確認を取る必要があります。一般的な商社やメーカーだと各役割の人たちが全員同じ建物にいるわけじゃないから、直接会って話ができるやりやすさがあります。電話やメールと、直接モノを一緒に見ながら話すのとではすり合わせの精度が全然違う。そこはやっぱり強みだと思いますね。
青葉
それは日々感じますね。
さっき話した生地の開発でも、柄をメインに考えるのはデザイナーで、耐久性やコストは企画が担当して、縫いやすいかどうかはパタンナーが見極めてる。全員がクロスオーバーして仕事をしているからすぐ話ができる状態にあるっていうのはありがたいことですね。チームが同じ感度で動けるし、各セクション最大限に力を発揮できる。
青田
お互い相談しやすいよね。外部の人だとカッコつけちゃって聞けないことも、社内のメンバーだったら素直に聞ける。「このデザインどっちがいいと思う?」とか。困っていることを困ってるって言いやすい。
蜂谷
どんなに小さいことでも確認しておかなくちゃ、とも思う。自分の心の中にとどめておくのは心苦しく感じる。
青葉
みんな知っている社内の人たちだから、その分信頼もできますよね。
特にこのチームは一緒に話したり考えたりする時間とか、みんなで共有する時間が長いですし、チーム感が他の案件のチームよりも強いイメージがあります。
青田
下手したら家族よりも一緒にいるもんね。

※取材当時の表記で掲載しています。

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