株式会社オンワードコーポレートデザイン(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:村上 哲)は、企業ユニフォーム製作におけるコンサルティングサービスの本格提供を開始します。
2024年の日本国内の生産年齢(15歳以上65歳未満)人口は7457万3387人となり、2019年に比べて192万6441人(2.52%)減少*1しています。人手不足や生産性向上が企業の重要な課題となる中、従業員の意向をユニフォームに反映し、採用や働きやすい環境づくりにつなげたいというニーズが高まっています。当社が2024年11月に実施したアンケート*2では、約94%の企業が「ユニフォームのデザイン性・機能性の改善は生産性向上につながる」と回答しました。
また、当社が提供する新ユニフォーム製作におけるコンセプト策定のための従業員参加型ワークショップの実施件数は、昨年比4倍で推移しています。コンセプト策定から新ユニフォーム製作まで一気通貫で行うコンサルティングサービスが好評なことを受け、この度本格提供開始にいたりました。
*1 「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(2024年1月1日現在)」https://www.soumu.go.jp/main_content/000892947.pdf(総務省)より
*2 2024年11月に当社が実施した、ユニフォームを着用している従業員1,000名以上の企業81社に行ったアンケート
■企業ユニフォーム製作におけるコンサルティングサービス提供の背景
企業ユニフォームでは、従来デザイン・機能・コストが主に重視されてきました。昨今ではSDGsへの関心の高まりなどを背景に、あらゆるステークホルダーに様々な社会課題に対する企業姿勢を示すツールとしての役割も重視されるようになってきています。そのため、企業ごとに「ユニフォームを通じてどんな社会課題と向き合うか」を考える必要性がでてきたことから、コンサルティングへのニーズが高まっています。
当社は、企画から製造まで一貫して社内で行う細やかな体制で、60年以上1,600社を超える様々な業界・職種の企業にユニフォームを提供してきました。ユニフォームを通じて企業課題に向き合ってきた経験から、顧客企業と二人三脚でコンセプトを策定するワークショップを経て、新ユニフォームのデザインから製作まで一気通貫で行うコンサルティングサービスの提供を実現しています。
2024年8月末時点では、ワークショップの実施件数が昨年比4倍に伸長しました。好評を受け、この度本格的なコンサルティングサービスの提供開始にいたりました。
■ワークショップの概要
従業員の意見や要望をもとに、新ユニフォーム製作におけるコンセプトを策定するワークショップです。
ユニフォームに関する基礎知識のインプットや事例紹介ののち、新ユニフォームで目指す方向性を議論していただきます。企業が属する業界の特性やユニフォームリニューアルプロジェクトにかけられる時間に応じて、その企業にあったオリジナルの内容のワークショップを提供します。このワークショップを経て策定したコンセプトをもとに、ユニフォームのデザインから製作までを実施します。
■株式会社ドトールコーヒーの事例
株式会社ドトールコーヒーでは、新ユニフォームの製作にあたり、「ドトールコーヒーショップ」の目指す姿や新ユニフォームを通じて実現したいことを明確にするため、ワークショップを実施しました。役員を含む従業員6名と3回にわたるディスカッションを経て、ブランドスローガン「すべての今日を、支えていく。」をキーワードに、「ドトールコーヒーショップ」らしさを表現する新ユニフォームを目指しました。ワークショップを経て当社でデザインし、実際に店舗でのサンプルユニフォームの着用を繰り返し、従業員の方々の意見を反映したデザインや仕様へと改良を重ねました。また、今回の新ユニフォームの一部には漂着ペットボトル由来の素材を採用しました。全国で働く約2万人の従業員が地球環境問題について身近なこととして興味・関心を持つことや、「ドトールコーヒーショップ」で働くことへの誇りの醸成、エンゲージメント向上を目的としています。
新ユニフォームは、2024年12月1日から全国の「ドトールコーヒーショップ」で着用が開始されています。
▲「ドトールコーヒーショップ」でのビーチクリーンの様子、完成した新ユニフォーム
■ワークスタイルデザイングループ長 吉田哲也 コメント
当社はこれまで、モノづくりの知見を強みに様々なお客様のニーズに向き合ってまいりました。
長年ユニフォーム事業に携わる中で、従来はコストと捉えられていたユニフォームを、昨今は働きやすい環境づくりの一環と捉える企業が増えてきているように感じています。
機能や品質の向上はもちろんのこと、ワークショップ等を通じ、企業が培ってきた歴史や社風を捉えて“らしさ”を具現化していく「ワークスタイルデザイン」企業への進化を目指してまいります。
■参考:働き方とユニフォームの関係について
ユニフォームは、企業文化や働き方、従業員のモチベーションや生産性に大きな影響を与える重要な要素の1つです。
当社が2024年11月に実施したユニフォームを着用している従業員1,000名以上の企業81社に行ったアンケートでは、ユニフォームの意義について以下の結果が得られました。
・約90%の企業が「ユニフォームは従業員の仕事のモチベーションに影響を与える」と回答
・約70%の企業が「ユニフォームは人材の採用において重要な役割を果たす」と回答
・約94%の企業が「ユニフォームの機能性・デザイン性の改善は生産性向上につながる」と回答
・約96%の企業が「ユニフォームは企業イメージを世の中に発信するツールである」と回答
■株式会社オンワードコーポレートデザイン概要
オンワードコーポレートデザインは、法人向けのユニフォームやセールスプロモーション、空間づくりを通じて『企業や社会の課題に寄り添い、笑顔をデザインする』会社です。
創業から60年以上、1,600社を超える企業の課題と向き合ってきたノウハウやオンワードグループのモノづくりの知見を武器に、あらゆる業界・業種の企業文化や取り巻く環境を捉え、「デザイン」の力で課題を解決してまいります。
代表者:代表取締役社長 村上 哲
所在地:〒102-8115東京都千代田区飯田橋二丁目10-10
設立:1962年(昭和37年)4月23日
URL:https://onward-cd.co.jp/
【各サービスサイト】
企業向けユニフォーム:https://uniform.onward-cd.co.jp/
学生服 :https://school.onward-cd.co.jp/
メディカルウェア :https://medical.onward-cd.co.jp/
インサイトセールス :https://solution.onward-cd.co.jp/
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企業ユニフォーム製作におけるコンサルティングサービスを本格提供開始
従業員参加型のワークショップ実施件数は昨年比4倍で推移
~94%が「ユニフォームのデザイン性・機能性の改善は生産性向上につながる」と回答~
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株式会社オンワードコーポレートデザイン 広報担当 三島菜々子
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